私の住んでいる地域では、金曜日の夕方にちょっと前の仮面ライダーを再放送している。今は「仮面ライダー555(ファイズ)」を放映中。
リアルタイムでやっていた2年前、息子はまだ幼稚園。テレビも「お母さんといっしょ」「いないないばあっ」くらいしか見せていなかった。でもクラスの友達がアバレンジャーにはまっていて、何となく私もテレビをつけてみた。そして、見たのが「仮面ライダー555」だった。その時の印象は「とてもじゃないけど子ども向きじゃない。暗くて、話が重すぎる」。
しかしそのうち朝のスーパーヒーロータイムは毎週恒例となり、私も主人も話が読めるようになっていった。最終回の頃には評論するほどに、子どものテレビとつきあっていた。
そして、今。録画を見て「追いついた」と思った。
私がテレビで見始めた頃の話に、やっと追いついたということ。
「見たことがある」と気が付いたとき、とてもわくわくしていた。
「あ、この話見たことがある、わ、この構図覚えがある〜〜〜」
それは、夢で見た景色が現実にあった時と似た感覚。ただ一言、これを言いたいがために仮面ライダーを持ち出してしまいました。
夢が見れないって、つらいなぁ…。